年金にはさまざまな種類があるのです。
年金という言葉を知っていても、正しくその意味をご存じの方は少ないのではないでしょうか。
ここでは
年金にはどのような種類があり、どんな仕組みになっているのかをご説明します。
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年金とは
年金とは20歳以上の国民が全て加入するもので、それが「国民
年金」になります。「厚生
年金」も実は国民
年金の一種なのです。
▼国民
年金の種類
国民
年金には大きく3つの種類があります。
■第1号被保険者
自営業の方など国民
年金にしか加入していない場合はこの第1号被保険者になります。国民
年金のみから受け取る
年金が
「老齢基礎
年金」です。これだけだと受け取れる
年金の金額が少なくなるので、「国民
年金基金」などに加入して
上乗せすることで将来受け取る
年金の金額を増やすこともできます。
■第2号被保険者
厚生
年金に加入している人が第2号被保険者に当たります。厚生
年金の基礎部分は国民
年金です。厚生
年金はその基礎に厚生
年金分が
上乗せされたものを指します。この場合受け取る
年金は「高齢基礎
年金」と「高齢厚生
年金」になります。
■第3号被保険者
厚生
年金に加入している方の配偶者でかつ扶養に入られている人が第3号被保険者になります。第3号被保険者の保険料は
配偶者の加入している
年金制度が負担をしています。
▼まとめ
国民
年金だけに加入されている方は、国民
年金基金にも加入されることをおすすめします。国民
年金基金は公的な制度で
掛け金が住民税や所得税の軽減対象になる制度です。